
ん〜、やっぱり相場観を知るのって難しいよね〜
そうだね!(システムテストの)
相場観は始めのうちはなかなか掴みにくいかもね。


まさか今年40,000円を突破するなんて思わなかったよ。
あ、、日経平均株価の相場観ね、、、
それも大切だけど、今日はシステムテストの相場観を解説するね!

システムテストの相場観とは
システム開発をされている方の中には、
「システムテストを外注したいけど、どれくらいの価格が相場なのかわからない」、
「現在システムテストを外注しているが、見積もりが正当かどうか不安」という方もいらっしゃるかと思います。
一般的には、システムテストの見積もりは、システム開発と同様に「人月」と「人月単価」から算出されることが多いです。
人月とは
1人が1ヶ月働いた作業量を1としたもの
どちらも全体の作業量は6人月と表される
人月単価とは
1人月あたりにかかる費用を表したもの
システムテストの見積もりでは、テストケース数に応じて工数(人月)が決まり、その工数に人月単価を掛けて算出されます。
では、システムテストの相場観を知るにはどうすればよいのでしょうか。
システムテストの相場観を知る方法
システム開発の相場はWeb上に比較サイトや記事などが多くありますが、システムテストの相場を比較しているサイトや記事はあまり多くありません。
そのため、相場観を知らないままシステムテストを外注してしまっていたり、システムテストの見積もりが正当かわからず、外注に踏み切れないという問題が起こり得ます。
システムテストの相場観を知るには、以下の3つのポイントが重要です。
① テスト観点を明確にする
② 相見積もりを取る
③ 専門家に相談する
システムテストの相場観を正しく把握し
費用対効果の高いテストを実施しましょう

①テスト観点を明確にする
システムテストの相場観を知るには、まず最初にシステムテストの目的を決める必要があります。基本的にシステムテストには有限の予算があり、すべてのバグを漏れなく検出することはできません。
システムテストの目的が明確ではない場合、システムテストを請け負う会社側も、どれくらいの粒度で見積もりを算出するべきか判断がつきません。結果的に、余分な工数が多く含まれ、見積もりが高く算出されてしまう傾向があります。
そこで、重要なのが「テスト観点を明確にする」ことです。
テスト観点は、システムに対してどのようなテストを行うのが有効かを考える上で重要な視点です。これは、ソフトウェアが期待通りに動作し、品質基準を達成するためには、どのような要素が必要かを把握するために使用されます。
テスト観点を明確にする上で重要なのが「スコープ」です。
- テストによって、どこまでの品質を担保したいか?
- テストに使える期間がどの程度あるか?
- システムの仕様はどのようにあるべきか?
テストの品質と期間はトレードオフの関係にあります。
- システムを最低限リリースできる程度の品質にするのか
- 不具合のほぼない完璧に近い品質を目指すのか
品質の高さや期間の長さに応じて、テストケースの数や細かさが変わります。テストケースが増えれば増えるほど、計画や実施にかかる工数も増えるため、システムテストの費用が上がります。
逆に、システム観点を明確にすることでシステムテストの目的が定まり、余分な工数を削減し、より精緻な見積もりを算出することができます。
テスト観点について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
②相見積もりを取る
システム開発と同様に、システムテストにおいても相見積もりを取ることが重要です。1社からの見積もりだけでは、その算出工数や単価の妥当性を判断することが難しいです。
可能であれば3社ほどから相見積もりを取ることで、工数や単価について比較検討し、妥当性を判断しやすくなります。
この時に注意すべきことは、単純に費用だけを比較しないようにすることです。
見積もりが安いからといって安易に委託すると、重要な工程が含まれていなかったり、テスト品質が低く、リリース後にバグが発生して、結果的に費用が高くつく危険性もあります。
各社の見積もりを比較して、システムテストの工程にどのような差分があるのか、マネジメント工数がどれくらい含まれているか、環境・機材などの費用も算出されているかなどを確認しましょう。
③専門家に相談する
もし見積もりの妥当性が判断できず、不安を感じる場合は、システムテストの専門家に相談しましょう。
特に、システムテストを外注した経験が少ない場合、そもそもテスト観点を明確にする方法が分からなかったり、見積もりの妥当性の判断に不安を感じるかと思います。
システムテストの専門家に相談する際には、システムテストの数多くの実績があり、システムテストの経験豊富なメンバーが揃っていて、相談しやすい雰囲気の会社に依頼するのがいいでしょう。
また、システムテストの直前になってから相談するのではなく、システム開発の企画段階から、システムテストの専門家に相談することをおすすめします。
システムテストはプロジェクトです。スムーズな運用のためにも、システムテストの計画と実行を丁寧に検討し、柔軟に改善していくことが重要です。
まとめ
システムテストの相場観を知るには、「①テスト観点を明確にする」「②相見積もりを取る」「③専門家に相談する」の3つのポイントが重要です。
しかし、システムテストを外注した経験が少ない場合、そもそもどのようにテスト観点を明確にするべきか分からない場合もあるかと思います。
GENZには、システムテストに特化した人材が豊富に在籍しています。
「テスト観点を明確にする方法がわからない」、「システムテストの相場観がわからない」、「システムテストの見積もりが正当かどうか不安」という方は、是非お気軽にお問い合わせください。